膝のねじれの本当の原因は“膝以外”?足元から整える姿勢と膝の関係

「まっすぐ立っているつもりなのに膝がねじれている」

そんな経験はありませんか?

実はこの“ねじれ”、膝そのものの問題というよりも、
上(股関節)と下(足部)から引っ張られている結果であることが多いんです。

今回はその中でも、下半身の土台となる足部(そくぶ)に注目してみましょう。

「扁平足」「外反母趾」「靴底のすり減り方が左右で違う」
こうした特徴がある方は、膝のねじれと無関係ではないかもしれません。

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足元から起きる膝のねじれ

身体の骨は、関節を介してまるでドミノのように連動して動いていきます。
足元も同様で、小さな傾きが、上の関節まで波及します。

そのため、足のアーチが崩れたり、回内(かいない:土踏まずがつぶれるような動き)が強くなると、かかとの奥にある距骨(きょこつ)という骨が外方向に回転(外旋)します。

この動きに連動して、脛骨(けいこつ:すねの骨)も外旋し、結果として膝が外方向にねじられてしまうのです。

つまり、「足首が内側に倒れるほど、膝は外方向に引っ張られる」ということ。
この状態が続くと、膝関節の内側にストレスがかかり、
「階段を降りるときのズキッとした痛み」「膝の曲げ伸ばしの違和感」が出やすくなります。

なぜ足部が崩れるのか?

足のアーチは、

  • 内側縦アーチ(土踏まず)
  • 外側縦アーチ
  • 横アーチ

この3つがバランスを取り合うことで機能しています。

しかし、長時間の立ち仕事や合わない靴の使用、
さらには加齢による筋力低下などによって、
このバランスが崩れるとアーチが落ち込み、足全体が内側へと倒れていきます。

本来であれば、
かかと・親指の付け根(母趾球)・小指の付け根(小趾球)の3点で体重を支えるのが理想です。

ところが、扁平足になると足の内側(特に親指側)にばかり体重がかかってしまい、
結果として膝への負担が増えてしまいます。

出典:ZAMST「足アーチ崩れによる足の変形|開張足・凹足・扁平足など」
https://www.zamst-online.jp/brand/insole/47667/

【動画解説】改善のためのポイント

膝のねじれを改善するためには、まずは「足のアーチを取り戻すこと」が大切です。

特に意識してほしいのは、「足の指」と「足裏の筋肉」“もう一度使えるようにする”こと。

今回は、その二つに着目したアプローチとして「長母指屈筋のストレッチ」「ショートフットエクササイズ」をご紹介していきたいと思います!

ご覧ください!

まとめ

いかがでしたか?

膝のねじれを改善するカギは、意外にも“足の裏”にある可能性があります。
足のアーチが崩れると、膝・骨盤・背骨まで影響が波及していきます。

まずは鏡の前で自分の足元を観察してみましょう。
足の内側がつぶれていたり、靴の内側ばかりすり減っている場合は、身体からの小さなサインかもしれません。

膝を守る第一歩として、“足元を整えること”から始めてみませんか?
次回は、反対に“股関節から起こる膝のねじれ”にも触れていきます。

では、次回もお楽しみに!

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