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寝ても疲れが抜けない…を解決|「睡眠の質を上げる」夜のルーティン

「十分に寝ているのに疲れが取れない」、「日中の集中力が続かない」
睡眠をしっかりととっているはずなのになぜか体調が優れない…。
それは「質」の良い睡眠ができていない可能性があります。
そんな方は寝る前にちょっとしたことを意識するだけで、質の良い睡眠に変えることができるかもしれません。
そこで、今回は睡眠の質を上げるためのポイントをご紹介します。

理想の睡眠時間は?
健康でいるためには年代に応じた適切な睡眠時間必要確保することが大切とされています。
2023年10月に厚生労働省が公表した「睡眠指針2023」では、
- 成人 :6時間以上
- 小学生:9~12時間
- 高齢者:個人の体調や生活状況に合わせた時間
年代別に適切な睡眠時間を確保することを推奨し、質の高い睡眠の為に心がけるべき注意点を細かく示しております。
しかし、理想的な睡眠時間は個人差が大きく、季節によっても異なるため、一概には言えないところもあります。

睡眠には量より質が重要
そもそも質の良い睡眠をとるとはどういうことなのか?
睡眠には「レム睡眠」「ノンレム睡眠」のという質の異なる2つの眠りで構成されています。レム睡眠は身体は休んでいる状態ではありますが、夢を見たり、血圧や脈拍が変動し、覚醒(目を覚ます)に近い浅い睡眠です。一方でノンレム睡眠は脳波活動が低下し、脳が休んでいる深い睡眠です。

身体は双方で回復が得られますが、脳の疲労は主にノンレム睡眠のときに回復します。この疲労を感じる脳を休ませることが大事なポイントであり、睡眠の質の向上につながります。
また、入眠後は一気に一番深い「ノンレム睡眠」に入りますが、このスムーズな入眠ができないと質の良い睡眠をとることができません。
睡眠時間も良い睡眠をとるうえで重要な要素ではありますが、年齢、季節、個人差などでまちまちで、しかも思うように時間を確保できない可能性がある現代社会においては「睡眠の質」がとても重要になります。

睡眠の質を上げるポイント
- 入浴や運動は就寝前の1時間前までには済ませる
→入眠にあたり、副交感神経(リラックスしている状態)が優位な状態で、体温が低くなっていることが理想です。そのため運動や入浴を就寝直前に行うと交感神経が働き、体温も上昇するため、入眠が遅れ、寝れたとしても浅い睡眠となってしまいます。そのため、就寝の1時間以上前に済ませておくことが需要です。(軽いストレッチは30分程前までは良いとされています)。 - 食事は3時間前までに完食する
→食べ物が胃に滞在する時間は平均して2~3時間かかるとされています。就寝直前まで食事をしていると消化活動により身体が十分に休んでいない状態で入眠となるため、浅い睡眠が続いてしまいます。そのため就寝時間を逆算して夕食をとるように心がけましょう。 - 白色灯の電気は避ける
→人間の体内時計は光によって調整されており、夜の明るすぎる光はメラトニンの分泌を抑制し、眠りを妨げます。 特に就寝前の白色光やブルーライトは覚醒を促してしまうため、夜は暖色系の柔らかな光を選び、徐々に照度を下げることで、より質の高い睡眠を得ることができます。 - 室温や湿度を心がけよう
室温:冬季は 19℃~21℃、夏季は 25℃~27℃、湿度:40~70%
上記の状態を保つのが良いといわれます。冷暖房器具を上手に使用しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
睡眠の質を上げると、さまざまなメリットが得られます。質の良い睡眠のためには、生活習慣・食生活・睡眠環境などどれも大切です。
上記のポイントでも一つでも当てはまっているものがあれば解決に向けて検討してみましょう。ただ、毎日の生活の中で全てを一気に解決しようとするのは難しため、焦らずに少しずつ整えていきましょう。
もし努力しても改善しないという場合は、何らかの疾患が隠れていることがあります。早めに医療機関に相談しましょう。
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