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呼吸の質で姿勢が変わる?その理由と整え方【動画で解説】

「皆さん、自然な呼吸って出来ていますか?」
このように聞かれると、「自然な呼吸って何?」と思う方や、はたまた「腹式呼吸ってこと?」など様々な意見が皆さんから出てくると思います。
日々当たり前にそして、無意識に行っている「呼吸」ですが、大切なのは知っているけど何が重要なのか。呼吸が身体の中でどんな役割を担っているのかをご存知の方は、多くはないのではないでしょうか?
今回は、そんな無意識の呼吸である「横隔膜呼吸」と姿勢に着目して、呼吸が皆さんの日常にどう影響しているのかを説明していきたいと思います。
呼吸の運動学
呼吸は、普段無意識に行っている「通常呼吸」と意識的に行う深呼吸のような「努力性呼吸」の二つに大別されます。
この「通常呼吸」というのが、前述した「横隔膜呼吸」のことを指します。なぜ横隔膜呼吸と呼ばれるかというと、通常呼吸の吸うときにはドーム型の横隔膜がピンと下に張り、肺が広がるスペースを作り出します。
この横隔膜が吸うとき全体の7~8 割とほとんど働き、息をはくときは肺や肋骨周りの筋肉が伸ばされた跳ね返りで自然に空気が吐き出されるのです。咳や深呼吸のような「努力性呼吸」以外はほとんど横隔膜が活躍しているのです!

横隔膜呼吸と姿勢
では、この横隔膜が主要な筋肉だと分かったところで、皆さんの姿勢や運動にどんな影響を与えるか説明していきます!
まず、横隔膜は呼吸に作用するだけでなく、姿勢維持にも作用しています。しかし、「呼吸機能(横隔膜呼吸)は、常に姿勢維持機能に勝る」と言われるぐらい、あくまで主な役割は呼吸です。
そのため、自然な呼吸が出来ていないと人間の身体は、呼吸維持を優先し皆さんの姿勢維持を後回しにしてしまいます。
自然な横隔膜呼吸が出来なくなってきた方は、呼吸補助筋といった努力性呼吸で働くような胸や首の筋肉が主に働きいわゆる胸式呼吸などをし始めます。

そうなると徐々にオープンシザース症候群などといった姿勢となっていきます。この図をみたら、反り腰姿勢や腰痛などが気になる皆さんは、自分の姿勢などで見覚えありますよね?
たしかに、反り腰や腰痛の原因は、背骨回りや股関節周りなど様々な原因がありますが、一日に20000回以上行っている呼吸が自然にできていなければ、根本的な解決にはならない可能性があります。
【動画解説】呼吸のチェックとトレーニング
では最後に、ご自身で出来る簡単な呼吸のチェック方法を説明していきます!
始める前に、時計かストップウォッチを準備します。
- 鼻から息を自然に吸って・吐いてを 1・2 度繰り返します
- 2・3 回目息を吐いた後、鼻をつまんで息を止めます。そこからタイムスタート
- 最初のはっきりした息苦しさ、息を吸いたいタイミングがきたら、タイムストップ
→息を止められた時間によって、自然な呼吸がしにくくなっているかもしれません!
- 35秒以上 青信号〇
-
素晴らしい! しっかり呼吸が出来ていますね!
- 25~35秒 黄信号△ 注意!
-
自然な呼吸がしにくくなっているかもしれません!
- 25秒以下 赤信号×
-
まずは、呼吸から整える必要あり!
皆さん呼吸のセルフチェックできましたか?
黄信号や赤信号が出た方は、もしかしたら姿勢や動きのしにくさは呼吸が大きく影響しているかもしれません!
呼吸筋である横隔膜を中心とした筋肉のトレーニングや、努力性呼吸で過剰に働いている呼吸補助筋のストレッチが皆さんの悩みの糸口かもしれません。
最後に
いかがですか?
少し呼吸に着興味がわいてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、当たり前にそして、無意識にやっている呼吸だからこそ、いつものトレーニングを少し工夫するだけで、呼吸のエクササイズに様変わりするんです!
次回は、呼吸の時の動きを着目しながら、呼吸エクササイズを少しご紹介しようと思います!
冒頭で話したように無意識に、自然な呼吸が出来るのがポイントです。是非この機会に、日常の生活や運動で呼吸の意識を取り入れて、より良い生活にしていきましょう!
では、次回もお楽しみに!
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