腰痛・反り腰をなんとかしたい人へ|呼吸と腹腔内圧で安定姿勢に

皆さん、こんにちは!
前回から、普段の生活やトレーニングの中で呼吸を意識することは、増えましたでしょうか?

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改めて呼吸を意識してみると、想像以上に運動中に呼吸が止まっていたり、前回お話しした首・胸で呼吸するような努力性呼吸に近かったりしたのではないでしょうか? 

そんな方々は、ただただ腰痛改善の為に腰痛体操をする。姿勢改善の為に筋トレ・ストレッチをする。とやっていてもなかなか思ったような成果が得られなかった方もいるかもしれません。

「なんで効果が出ないのだろう?」と悩んでいた皆さん!
実は、その体操やトレーニングなどに呼吸の意識を取り入れるだけで、よりいいものに変わるかもしれません!

今回は、前述した姿勢や腰痛と深く関わる「腹腔内圧」に着目し、エクササイズも含めご紹介したいと思います!

目次

腹腔内圧って?

まず腹腔とは、肋骨の下のお腹周りの空間のことを言います。ここは骨で言うと腰骨しかないので、とても頼りない構造になっています。

そのため人間の身体は、前後上下と風船のゴムのような壁を筋肉で作り、圧力でお腹周りを支えています。これを腹腔内圧といいます。

主に4つの筋肉で一緒に圧力をコントロールし、下の図のようにお腹周りに丈夫な風船を作り支えています。

腹腔内圧と姿勢

では、この腹腔内圧が皆さんの姿勢や運動に関わっていくかを下のイメージ図を使って説明していきましょう!

基本的に皆さんは、重力に負けないように姿勢を保っていると思います。

しかし、右のアルミ缶のように均等にお腹周りを4つの筋肉が働いていればいいのですが、左の凹んだアルミ缶のように働きにくい面が出てくると上からの重力に耐え兼ねて、簡単に潰されてしまいます。

ここで重要なのは、皆さんのお腹周りも右の空き缶のように凹みすぎず、膨らみすぎず「均等に」お腹周りを包んでいるということが重要になります!

【動画解説】呼吸のチェックとトレーニング

では最後に、ご自身で出来る簡単な腹腔内圧のチェック方法とそれを使った体幹トレーニングを動画で説明していきます!ぜひ一緒にやってみてください!

最後に

いかがでしたか?
簡単な運動でも、お腹周りをすごく使う感じが出てきたり、きつくなった方もいるのではないでしょうか?

あくまで、腰痛の原因や姿勢が崩れる原因が全て呼吸や今回話した腹腔内圧というわけではありませんが、皆さんが行っている運動で呼吸が止まったり、浅くなりすぎたりしないようにするだけでも普段の運動や生活がよりいいものになってきます!

ぜひ、運動や生活の中で今日体験したことを取り入れてみてください!
では、次回もお楽しみに!

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