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骨格特性に合わせた正しいトレーニングとは?【動画で解説】

皆さんご自身でトレーニングをしていて、こんなことはないでしょうか?
「動画を見て同じようにやりたいけど、同じ姿勢が取れない…」
「お尻のトレーニングなのにももの前が張るし、ひざが痛い…」
もちろん、柔軟性がなかったり、筋力がなかったり、トレーニングの動きが慣れていなかったり等、様々な要因で、そのトレーニングが上手く行えないということも考えられます。
しかし、どんな運動を行うにあたっても、皆さんの身体の特徴を無視した運動をすると思ったような効果が得られないだけでなく、怪我などの悪影響を与える運動に様変わりしてしまいます.
今回は運動をするにあたり、特に重要な関節である股関節の形状の「骨格特性」に着目して、皆さんの身体に合わせた運動を説明していきます。
股関節の解剖学
股関節は、骨盤側の「寛骨臼」(かんこつきゅう)と言われるカップのような凹面と、腿の骨である大腿骨側の「大腿骨頭」と言われるボール状の凸面が合わさることで関節が出来ています。
この股関節は、真っ直ぐ床に対して垂直につくのではなく、大腿骨頭が少し斜め前に向くように寛骨臼に、はまっています。

今回、股関節の「骨格特性」で着目していきたいのが、この大腿骨頭の「前捻角」(ぜんねんかく)という角度について、解説をしていきます。
前捻角(ぜんねんかく)
まず初めに、前捻角の一般的な角度は15~20°と言われています。
人間が産まれた直後はこの角度が約30°~40°と大きいですが、年齢を重ねていくにつれて一般的な角度へとなります。
しかし、幼少期の立ち・歩きが早すぎたり、生活環境によってこの前捻角に個人差が出ると言われています。
この角度が25°、30°と大きくなると、股関節のはまりをよくするために、いわゆる股関節から内股傾向に。 10°、5°と小さくなると蟹股傾向になってきます!
前捻角を考慮する事は、運動をする際、とても重要となります。
エクササイズを行う際、前捻角を考慮したトレーニングを行わないと、鍛えたい筋肉に力が入らなかったり、最悪の場合、身体に痛みが出てしまうことがあります。
【動画解説】前捻角のチェックとトレーニング
では最後に、ご自身で出来る簡単な前捻角のチェック方法と下半身のメジャーなトレーニングであるスクワットを例に挙げて、前捻角に合わせた方法を説明していきましょう!
ます、前捻角のセルフセルフチェックからです。
- つま先を正面に向けた状態でまっすぐ立つ。(姿鏡の前で行うのがおすすめです!)
- 膝のお皿の位置をチェック
- つま先に対して、膝のお皿の向きが内側を向いている方は、前捻角が過前捻している可能性あり!

最後に
いかがですか?
いつものスクワットとお尻の使っている感じなどは、変わりましたでしょうか?
冒頭でお話しした通り、柔軟性などの課題点が先に影響される方もいるので注意は必要ですが、いつもよりしっくりきた方もいるのではないでしょうか?
このように、エクササイズのフォームをきれいにするだけではなく、その動作を皆さんの「骨格特性」に合わせるだけで、ケガの予防はもちろん効果を最大限に発揮する良いものになってきます。
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